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男性不妊に関するコラム

第2回:精子検査とは

「精子検査」と聞いてどのような検査項目を想像するでしょうか。精子の量は十分か?精子の動きは活発か?
精子が動く映像を見た事がある人はイメージできるかもしれませんが、これらは顕微鏡で観察すれば、すぐに分かります。
しかし、それらの映像でパッと見、精子数が多く動きが良いように見えても、実は妊娠するための能力に問題があるケースもあります。逆に、精子数が少数であっても質の良い精子がいて、それを抽出することができれば、顕微授精などの方法と組み合わせることにより妊娠することが可能となります。

では、質の良い精子とはなんでしょうか。どのような条件があるのでしょうか。代表的には、以下の条件によりそれを判定することになります。

  • 精子が卵子へ侵入するために必要な反応を備えているか(先体反応)
  • 精子頭部の形態が乱れたり、歪な状態となっていないか、空胞がないか
  • 精子のDNA鎖に損傷が生じていないか
  • 液体窒素を用いた冷凍保存に耐えうるか(耐凍性)

これらの条件により質の良い精子を選別し、それを体外受精、顕微授精等に用いれば、妊娠率の向上、流産率の低下に寄与することが多くの臨床データにより報告されています。
以下では、具体的事例としてエス・セットクリニックにおける症例を紹介します。

症 例 ①

旦那様40歳、奥様38歳の時に不妊治療を開始。タイミング療法、人工受精では妊娠しませんでした。その後、体外受精により妊娠しますが、2度の流産を経験。
しかし、エス・セットクリニックによる良好精子の選別及びバンキングを利用し、体外受精により妊娠、そして出産に至りました。

症 例 ②

旦那様50歳、奥様40歳の時に不妊治療を開始。旦那様は、乏精子症(射精された精液中の精子濃度が低い状態)を指摘されており、人工受精、体外受精、顕微授精を試みるも妊娠には至りませんでした。
しかし、エス・セットクリニックによる良好精子の選別を利用し、顕微授精により妊娠、そして出産に至りました。

男性不妊に関するコラム(全6回)

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