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高精度精子検査Aコース

対象:不妊治療を検討している方、人工授精を検討している方

基本検査よりもさらに高度なレベルで、精液量、精子数、精子の運動率、精子の正常形態率を調べます。また精液に炎症性の変化がないかも確かめます。
原則的に3~5日の禁欲期間をおいて精液検査を行います。当院では、鍵のかかる、毎回アルコール殺菌で清潔に管理された採精室で精液を採取していただくか、ご自宅等で採取したものを持参頂きます(採取後1時間以内の持参が原則です)。

この検査でわかること

基本検査で得られる情報に加えて、より高度な精子の機能解析を行います。
源精液と選別後精液で高精度画像と動画比較試験を行うことにより、ご自身の良好精子数やその状態がわかります。精子数が極端に少なく治療をあきらめようと思っていた方が、選別してみると良好精子が多いことがよくあります。選別後の精子数やその状態を参考にして、ご自身の状況に応じた治療計画に最短でたどり着くことができます。

精子濃度が12000万/mlのサンプルを精子洗浄・選別作業の前後で観察しました。

源精液(選別前)、良好精子群(選別後)

精漿、ウィルス、細菌等、成熟した運動精子、未成熟な運動精子を除去したところ、残った良好精子はかなり少なくなりました。結果、早く成果を出すため、タイミング療法をやめ、人工受精にステップアップしました。

精子濃度が4500万/mlのサンプルを精子洗浄・選別作業の前後で観察しました。

源精液(選別前)、良好精子群(選別後)

精漿、ウィルス、細菌等、成熟した運動精子、未成熟な運動精子を除去したところ、残った良好精子は比較的多くなりました。IVFから良好精子を数回選別・バンキングし、人工授精にトライする事にしました。

精子洗浄・選別技術とは

精液を密度勾配担体に層積、遠心分離、沈澱した精子を回収し、沈降平衡法、沈降速度差遠心分離法などを組み合わせ、エス・セットクリニック独自ノウハウによる工程を経て、精漿、ウィルス、細菌等を除去します。成熟した運動精子を濃縮します。この過程でDNA損傷精子も排除されます。
当クリニックでは、このような工程で分離した作業を経て分けた精子を、良好精子とします。

精子洗浄・選別技術

この動画を見るA:選別する前の源精液

この動画を見るB:排除された非良好精子群

この動画を見るC:選り分けた良好精子群

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高精度精子検査Aコースの結果サンプル(動画)

精子濃度
12000万/ml以上
の検体
精子濃度:12000万/ml 運動率:65%

源精液:

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選別後:

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精子濃度
4000万/ml以上
の検体
精子濃度:4000万/ml 運動率:30%

源精液:

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選別後:

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精子濃度
500万/ml以上
の検体
精子濃度:500万/ml 運動率:10%

源精液:

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選別後:

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高精度精子検査Aコース受診のモデルケース

モデルケース

高精度精子検査Aコース受診の3回目の検査結果

モデルケース1

モデルケース2

モデルケース2

モデルケース3

検査内容

合計5項目の精密検査

  • 精子濃度の概算を画像化精子頭部形態正常率
  • 精子頭部形態正常率
  • 精子数検査(源精液と選別後精液で比較試験)
  • 運動率(源精液と選別後精液で動画比較試験)
  • 空胞の有無(源精液と選別後精液で画像比較試験)

ス・セットクリニック精子検査項目(ヒト精子の機能形態指標)

  検査指標 基本精子検査 高精度精子検査
Aコース
高精度精子検査
Bコース
WHO(世界保健機構)が定める一般的な
精子検査指標
精液量
精子濃度
総精子数
運動率
正常形態率
総運動精子数
高性能明視野光学顕微鏡で観察できる指標 運動能  
頭部形態  
頭部空胞  
各種高精度精子検査で
検出できる指標
DNA構造異常    
先体局在
(先体反応誘起能)
   
ミトコンドリア局在
酸化還元能
   
耐凍性能    
染色体分配精度     (○)
染色体異常     (○)

高精度検査の一部の検査につきましては試験的に導入を検討中です

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