男性不妊の原因について

男女が出会い、結婚して、夫婦になり、子供ができる。 
当たり前の話のようですが、ひとつの家庭ができ、子供ができるまでの道のりは人によって様々だと思います。 「子供が欲しい」と思っても、なかなかできない・・・という事は珍しいことではなく、現在の日本では5組に1組は不妊の問題を抱えています。
日本は晩婚化が進んでいます。そのため、不妊に悩む夫婦は年々増えているのが現状です。
不妊症と聞くと、「女性が原因でしょ」というイメージがあるかもしれませんが、現実は違います。 不妊には、男性側と女性側の原因があります。 


男性不妊原因はほとんど精子の問題

「乏精子症」「無精子症」「精索静脈瘤」など男性不妊の原因は精子に関わるものがほとんどで、男性不妊の約9割が精子の問題といわれています。
精子の「運動率」や「精子の数」が低い場合、不妊治療が必要な可能性が高くなります。

また、男性の不妊の原因は、精神的なものもあります。「ED(勃起障害)」「膣内で射精ができない・・・」なども最近では若い人たちの間でも増えています。

過度なストレスや競争社会の結果、精神のバランスを崩している人も多くいます。

男性不妊の原因は複数あるので、心配な方は、ぜひ精子の検査をしてみたり、医師の診断を受けてみる事をオススメします。


男性不妊の原因は様々ある?

男性不妊の原因にはどのようなものがあるのでしょうか?

妊娠をするには、「精子」が「卵子」と結びつくまでの過程があります。精子を作り、射精をし、受精するまでの過程のどこかに問題や障害がある場合、不妊の原因となります。

 詳細
造精機能障害精巣で精子をつくることに問題がある。「無精子症」など。男性不妊の原因の約9割をしめます。
精路通過障害精子を運ぶ通路に問題がある。 精索静脈瘤など
性機能障害勃起や射精することができない症状。
副性機能障害精巣上体、前立腺などに問題がある (精子の運動率が下がる)
その他染色体、遺伝的な問題、原因不明

この5つが大きな原因となります。じつは男性不妊には原因が不明なものも多くあります。

男性不妊の多くは、原因不明の造精機能障害精索静脈瘤が原因です。より精密な検査をすることで、どこに問題があるのか?について詳しく知ることができます。


無精子症の原因は2つある

「作る機能」と「通りみち」2つが大事

「無精子症」、男性が聞くとショックを受けそうな病名ですが、実は成人男性の100人にひとりは無精子症であるというデータもあります。

「無精子症」といっても、症状は2つあります。
精子をつくる機能に問題がある場合と、精子を通過する経路に問題がある場合です。

精子の検査をおこなうと、どちらも「よい精子がない」という結果になってしまいます。 

無精子症についての詳細はこちらへ


精路通過障害

精路通過障害とは
精子をつくる機能に問題がなくても、精子が通過する道に問題があった場合、射精した精液に、精子が少ない・・・という問題が起きてしまいます。 

その場合「乏精子症」や、精子がない「無精症」と判断されてしまいます。
「無精症」の場合は「閉塞性無精子症」といいます。 精子が通る道がふさがれていたり、細くなっていたりすると、不妊の原因となります。 

精路通過障害の詳細はこちらへ

不妊について知ろう記事一覧はこちらへ


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