男性の妊娠治療

不妊の原因が男性側にある場合(男性不妊)については認知度も低く、どんな治療をしていくのかわからない方が多いかと思います。

男性にも原因があるのに治療をおこなわず、女性のみ妊娠治療を行っても治療成果がうまくでないこともあります。

そのため、女性の妊娠治療と並行して男性の妊娠治療をおこなうことはとても大切なことになります。


男性不妊とは

不妊というと、日本では昔から主に女性に問題があると考えられていていました。

実は不妊の原因は女性のものばかりではありません。

不妊の原因を、男女別で見てみますと、女性だけに原因があるのは40%程度と言われており、男性だけに原因があるのは20%強、男女共に原因があるとされるのは20%強、残りの原因不明とされるものあわせると、男性に原因があるとされるのは合計で50%を近くになります。

つまり不妊の約半分の原因は男性の側になにかしらの異常によることと考えられ、このように男性に原因がある不妊を男性不妊といいます。

男性の不妊原因

あまりしられていませんが男性の不妊原因には、精子の問題によるもの、勃起に問題のあるもの、射精に問題のあるものなど様々な種類があります。

代表的なものとしては以下のものがあります。

男性不妊原因詳細
造精機能障害精巣で精子をつくることに問題がある。「無精子症」など
精路通過障害精子を運ぶ通路に問題がある
性機能障害勃起や射精することができない症状
副性機能障害精巣上体、前立腺などに問題がある (精子の運動率が下がる)
その他染色体、遺伝的な問題、原因不明

男性不妊の原因のほとんどは精子に関することであり、精子の問題の大半が造精機能障害によるものです。

その造精機能障害など男性不妊を引き起こす代表的な要因として精索静脈瘤があります。

精索静脈瘤があると精巣に悪影響を与えてしまいます。

精子の数が少ない、精子の運動率が悪いなどの症状がある方は一度精巣のチェックをする検査を受けてみるとよいでしょう。

精索静脈瘤についての詳細はこちらへ


男性不妊の検査

男性の妊娠治療をおこなっていくには原因を知る必要があります。

そのため男性の妊娠治療はまず検査をすることから始めます。男性不妊はほとんどが精子の問題となるためまず精子の検査をすることが一般的です。

精子の検査といっても郵送でおこなうものやレディースクリニックでおこなわれる検査、専門機関でおこなう検査など様々あります。

精子の検査のみではどこに原因があるのかわからないので、精子の検査で問題があると専門機関での検査をすすめられることが多いようです。

専門機関であれば精子の検査に加えホルモンの検査、精巣の検査などもあわせておこなう事が出来ます。

エスセットクリニックでは、通常の精子検査とは異なる精子の質についても調べる高度な精子検査もあります。


男性の妊娠治療(不妊治療)

男性不妊の治療は、ホルモンの薬による治療、漢方、サプリメント、医師の診察、精索静脈瘤の手術など様々あります。

原因によって治療法も異なっていくため、まずどこに問題があるのかを知る必要があります。

どこに問題があるのかを自分で知るのは難しいので、医師の診察を受けてみるのがよいでしょう。特に代表的な男性不妊要因とされる精索静脈瘤の治療は診断から手術の必要性の有無などを経験のある医師に診断してもらうのがおすすめです。

医師の診察を受け自分の状況にあった治療方針を立ててもらうことで計画的に治療を進めていくことができます。

エスセットクリニックの男性不妊検査

エスセットクリニックでは、数少ない男性不妊専門の医療機関として、精子検査、ホルモン検査、精巣の超音波検査、染色体検査など男性不妊に関わる検査を幅広くおこなうことができます。

また、男性不妊を専門とする医師も8人いますので射精障害、勃起障害等の悩みについても相談可能です。

検査結果を男性不妊医が説明し、治療も並行しておこなう事が出来ます。

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