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質の良い精子とは

体外受精、顕微授精、何度もしたが、子供ができない・・・という場合は、いちど不妊治療の原点に戻る必要があります。原点とは何か?それは、不妊は男性と女性、両方に原因があるということです。

つまり、「精子の質」「精子の検査方法」について目を向けてみましょう。ということです。

今回は質の良い精子とは何か?についてご紹介させていただきます。


質の良い精子とは?その1

妊娠させる力があるか?

質のよい精子とはなんでしょうか?それは、「妊娠させる力のある精子」といえます。つまり、精子の形がよく、運動率も高く、DNAもしっかりしており、ミトコンドリアエネルギーのある精子です。

少し難しい単語がでてきますが、妊娠させる力のある精子は、ある基準をみたしています。

下の図が「精子」です。

精子は、簡単にいうと「DNA」と「中心体」と「しっぽ」でつくられています。鞭毛(べんもう)は精子が前に動くためにあります。

ミトコンドリアはエネルギーを発生させます。前進するエネルギーはミトコンドリアによって決まってきます。ミトコンドリアが正常でない場合、運動率が悪く、受精能が低い精子となってしまい、妊娠させる力が低下してしまいます。

このように精子は、「頭部」「中間部」「尾部」とよばれる3つが正常である事が大事になってきます。


質の良い精子とは?その2

質の良い精子には、精子数、運動率、空胞数、ミトコンドリア、DNAなど全てが正常値を満たしている精子は下の動画のようになります。

いかがでしょうか?たくさんの精子が元気よく動き回っているかと思います。前に進む力もあり、形もきれいです。このように元気で「妊娠させる力がある」精子を選び出し、顕微授精や体外受精をすることが不妊治療をするときに大事になってきます。

では、次の動画を見てください。

いかがでしょうか? 精子の数も少なく、運動率も少ない精子ばかりです。精子の形もわるく、空砲がある精子が目立ちます。ふたつの動画をみてどう感じましたか?

もし人工受精や、顕微鏡授精をする場合、元気のない精子を卵子と結合させてしまったら・・・

あまりよい結果にならないと思うかもしれません。


質の良い精子とは?その3

形にこだわろう

精子はすべて同じ形をしているように感じるかもしれませんが、それは違います。

精子にも正常な形があります。したの精子をみてください。精子にはいろいろな方があり、大きさも違います。細長い精子もあれば、頭の部分が平べったい精子もいます。

正常な形ではない精子を「奇形精子」といいます。この「奇形精子」が96%以上ある場合、「奇形精子症」の可能性があります。

「頭部」の形がよくない精子は、妊娠させる力が弱いとされています。

 正常な人でも、奇形精子がおおいことにおどろきますが、じっさいのところ正常な形をした精子が非常に少ないんです。


質のいい精子はどうやって作られるのか

質のよい精子はどのように作られるのでしょうか?

思春期になると、ホルモン活動が活性化します。すると、「精巣」で精子が作られるようになります。 精巣には、精子のもとになる「精祖細胞」があります。 

「精祖細胞」から精子になるまでには、約80日程度かかると言われています。 日々、約5000万~1億個の精子が作られていると言われています。

「精祖細胞」は細胞分裂をすることで、同じ細胞を作り出すことができます。そのため、精祖細胞はなくなる事はありません。そんな精子ですが、質の良い精子を作るには、日常生活や食生活などが大事になってきます。

日々、ストレスの多い仕事をしたり、睡眠時間が不規則だったり、暴飲暴食をしていたら、身体にもよくないし、もちろん精子を作ることにもよくはありません。

精子の数が少ない・・・年齢的に精子の数が少なくなっている・・・という方は、男性不妊専門の医師に相談することがとても大事です。

生活習慣の改善や栄養の取り方も気を付けることで、良い精子を増やすことは可能です。

精子は酸化ストレスに非常に弱いことが知られています。

抗酸化サプリメントの服用もおススメです。


精子の数はどれくらいなのか

精子は、1日に約5000万~1億個の精子が作られていると言われています。

精子は毎日、新しく作られ続けていきます。

卵子の元になる「原始卵胞」は、在庫が減っていくのに対して、精子の元である「精祖細胞」は分裂して作られているため、減ることがありません。

精巣には、約10億個の精子を保存することができると言われています。

1度の射精で約1億~4億個の精子を出すことできます


精子はどのくらい生きられるのか

精子の寿命は数時間といわれており、一日も生きられないといわれています。性行為をおこない膣に精子が入ると、寿命が約23日まで延びます。

妊娠したい場合、受精可能(精子が元気)な期間に性行為を行うことがとっても大事です。

タイミング療法は、排卵のタイミングに合わせて性行為をおこない、妊娠をうながす方法です。タイミング療法をおこなうにも、精子の寿命について知っているとよいと思います。


精子の数は年齢と関係があるのか

精子の数と年齢は関係あるのでしょうか?

男性の身体も、一般的に年齢とともに老化していきます。35歳を境目に、精子をつくる機能も低下していきます。精子も年齢によって劣化してしまいます。

精子は毎日作られていますが、やはり20代の方が精子の質も、運動率もよい場合が多いです。しかし、年齢が若いから全ての人に子供ができやすいのか?と言われてしまうと、そうとも言い切れません。

実は、20代で不妊治療を受ける人が少しずつ増えています。食生活やストレスなどが原因している可能性があります。妊活をする場合は、年齢が早ければ早いほど、子供は作りやすいといえます。

不妊治療を受けるのは・・・という方は、精子の検査だけでも受けてみるといいかもしれません。


精子の質についてまとめ

いかがでしたか?精子の質、質の良い精子とは?何か?について少しお分かりいただけたかもしれません。

男性不妊の基本は、精子について知ることです。

たかが精子、されど精子。

質の良い精子は、生活環境や、年齢、先天性の病気など様々な要因があります。自分では判断できないこともあるかもしれません。とくに、顕微授精や体外受精、人工授精を考えている場合、いかによい精子を選ぶか?は大事になってきます。不妊についてお悩みの場合、ぜひ、精子検査についても勉強をするようにしてみてください。


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