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体外受精をする病院はどんなところ?

女性の不妊治療は非常に充実しており、近年では高度不妊治療である体外受精を選択するご夫婦は増える傾向にあります。

そんな体外受精ですが、病院はどんな場所で、どのようにして治療を行うのでしょうか?

妊婦イメージ

今回は体外受精をする病院についてご紹介いたします。


不妊治療は2つある

女性の不妊治療は大ざっぱにいうと2つに分ける事ができます。

1つはタイミング療法や人工授精などの自然妊娠あるいは自然妊娠に限りなく近い治療です。

2つ目は、体外受精(IVF)や顕微授精(ICSI)等の高度不妊治療とよばれる人工的な妊娠を行う高度な不妊治療です。

体外受精や顕微授精は、「卵子」を外科的に体外に取り出し、人工的に精子と受精させて、子宮に戻す手術です。 タイミング療法でも子供ができない場合、人工授精を考えます。人工授精をしても子供ができない場合は、体外受精を検討します。

顕微授精は体外受精の一つで、精子が極端に少なかったり、運動している精子が非常に少ない場合は、顕微授精を勧められることが多いようです。

体外受精は金額が高く、治療をするには精神的にも、肉体的にも負担がかかります。

タイミング療法や人工授精はおおよその婦人科で行う事できます。近所にある産婦人科でも人工授精まではできることが多いようです。 


体外受精とは

そもそも、体外受精(たいがいじゅせい)とは何でしょうか?

体外受精は、人工授精36回程度おこない、それでも妊娠しなかった場合に行われます。

体外受精は、体の外に取り出した卵子に精子をふりかけて、精子自身の力で卵子に侵入して受精させる方法です。 精子には自分の力で、卵子と結合をさせます。
受精した受精卵は、一定期間培養したあとに、卵子に戻します。

体外受精は約30年前からある不妊の治療方法です。人工授精をしても妊娠しなかった・・・自然に妊娠しなかったという方がこの治療を選んでいます。体外受精の費用は、排卵誘発法等のやり方によって病院ごとに違います。


体外受精専門の施設が必要

体外授精や顕微授精をする場合は、専門の施設が必要になります。体外授精などをする場合、「採卵室(手術室)」や「培養室」の設備が重要になります。
「培養室」はエアフィルターで室内の清潔をたもち、入室するのに専用の着衣や手袋、手洗い所などが必要になります。

「培養室」では検査や管理作業、授精の作業などをおこないます。そのため「培養室」は体外受精の心臓部ともいえます。 「培養室」で作業をするのが「胚培養士」です。

「胚培養士」の技術によって、体外受精の成功率も変わってきます。


日本産婦人科学会に登録されている

体外受精を行う病院やクリニックは「日本産科婦人科学会」の登録要件を満たしています。これらの施設は、体外受精の治療方法、妊娠数などを報告しており、日本産婦人科学会では合計件数を毎年発表しています。 


初診の日はどのくらい時間がかかるのか

来院したら、問診表を記入して、カルテを作成します。その後、看護婦等による予診があり、診察となるのが一般的です。診察後は「体外受精」準備の事前説明と採血があります。

来院してから終了まで2~3時間程度をみておくとよいかもしれません。待ち時間が長いところは深夜におよぶところもあるようですので、予約時に確認しておくことをお勧めします。

初診料とエコー検査は保険が適用できますが、初めから全額自費診療のクリニックもあるようです。

血液検査などは自費になるので、あらかじめ2万円程度の支払いになるようです。


体外受精のメリットとは

体外受精のメリットはなんでしょうか?

体外受精をすることで、人工授精では妊娠できなかった人も妊娠する可能性が出てきます。

また、顕微授精にくらべて奇形児の出産リスクが少なくなるというという報告もあり、顕微授精よりは治療費も若干安く済みます。


体外受精のデメリットとは

体外受精のデメリットの一つは値段が高い事と時間的、精神的な負担です。

体外受精をする場合、2080万とかなりお金がかかります。ただ、自治体からの補助金が出ていますので、年収制限に抵触しない場合には、大部分の費用が補助で補てんできる場合もありますので良く調べてから治療を開始するべきだと言えます。

それでも金額的な負担は、かなり大きいといえます。夫の収入だけで治療を受けるのはきつく、夫婦で働きながら治療を受ける方も多くいます。1度で妊娠すればいいのですが、通常は何度か治療を受ける必要がある方がほとんどです。
さらに「排卵誘発剤」の注射を毎日打ったり、麻酔をかけて採卵を行ったりと、女性側の肉体的な負担が多くなります。

通院回数が増え、注射の回数が多くなると、「こんなに大変なのに妊娠ができない・・・」「妊娠する保障がない・・・」と感じるため、精神的につらくなってきます。

男性側の不妊要因を早めにチェックして、場合によっては治療をすることで、女性側のつらい負担を減らすことができる場合もあるため、体外受精に進む前には必ず男性側の不妊チェックをお勧めします。


通院回数が増えてしまう

体外受精の治療を受ける場合、2週間ほどおおよそ毎日病院に行かないといけません・・・

通院イメージ

仕事をしている場合などは、時間的に拘束されるため、かなり負担になります。働いている女性の場合、仕事を休んで治療を受ける方も多くいらっしゃいます。

長い間休むことができない人は、生理開始2日目と採卵日と胚移植の日の3日は休みをとるなど、一時的に休みをとるなど工夫すると良いかもしれません。職場の理解などが必要なので、会社や上司に相談して見ることも必要になります。

精神的に負担がかかりますが、休みをもらわないと治療が進まない・・・

という事もあるので、ぜひ職場には理解を得られるようにしておくとよいです。

このように体外受精に進む段階になると、女性側の肉体的精神的負担は非常に重くなってきます。事前に男性不妊要因の再精査をしておくことをお勧めします。特に、体外受精をして本当に「勝算」があるのかどうか?精子の高度検査をして見極めておくことがとても大事です。


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