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精子の運動率が低い場合どうしたらいいのでしょうか?精子の運動が悪いと男性不妊の原因となってしまいます。
この記事を読んでいるあなたへ。
「精子の運動率」という言葉を検索するのは、
きっと勇気がいることだったと思います。
私自身、14年間不妊に悩み、同じように何度も検索しました。
だからこそ、このページでは「本当に知りたいこと」だけをお伝えします。
堀永 賢一朗
14年間の不妊治療経験を経て、男性不妊の検査技術研究に従事。
現在、エス・セットクリニック検査技術アドバイザー/リプロバイオ株式会社 代表取締役。
精子がどれだけ運動しているか?
精子の運動率とは、精液の中の精子がどれだけ運動しているかの数値のことです。
精子の運動率が低すぎると、「精子無力症」と言われます。男性不妊の原因のひとつです。
男性の身体も、年齢とともに老化していきます。女性の卵の質が加齢とともに低下することについては、よく言われていますが、男性も同じく35歳を境目に、精子をつくる機能も低下するといわれています。
精子は毎日作られていますが、やはり20代の方が精子の質はよい場合が多いです。若い方が精子の運動率も高いと言えます。妊活をする場合は、若ければ若いほど、子供は作りやすいといえます。
個人差はありますが、精子は35歳を過ぎると、少しずつ劣化していきます。正常な精子の運動率は55%以上と言われています。
精子は上部の図のような形をしています。ミトコンドリアと呼ばれる部分が、精子が前進するために必要なエネルギーをつかさどるところになります。このエネルギーが不足していたりすると、精子の運動率や前進する力が不足してしまいます。
精子の運動率が低いと卵子まで到達できず、受精しにくくなるため、妊娠する確率が低くなる可能性があります。
精子の運動率が42%以下の場合、「精子無力症」と言われています。
以下の動画は、正常な精子の動画です。
精子濃度は 13,000万/ml 運動率は60%です。
これが健康な精子です。見てわかる通り、元気で、運動率も高い精子ばかりです。
それでは、次の動画を見てください。
精子濃度は 約1,500万/ml 運動率は約20%です。いかがでしょうか?この状態になってしまうと、「精子無力症」と言われる水準になります。運動率も低く、精子の数も少なく、まったく動いていない精子もいます。この数値だとなかなか自然妊娠をするのが難しい状態になります。
2つの動画を比較してわかる通り、精子の数や運動率だけでも大きな違いが出てきます。
精子の運動率を上げるには、日ごろの生活習慣なども大事です。
・お酒やたばこをひかえる
・ゆるい下着を着る
・バイクや自転車に乗りすぎない
・お風呂で長湯したりして、睾丸をあたためすぎない
などが大事です。
精子の運動率を上げるには、日ごろの生活習慣を見直す必要があります。さらに精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)になっている場合、精子の数や精子の運動率が低くなっている可能性があります。
あと、手軽に精子の質を高めたい方におススメは、男性不妊専門医が開発したサプリメントを服用することです。精子が作られるサイクルは75日から80日と言われていますので、3か月程度飲んでタイミングを取るのも一つです。
男性の年齢が高い場合は、早めに専門の医師による診断を受けるのも、選択肢にいれてみてはいかがでしょうか?
受精能力のある精子——つまり「卵子の相手がつとまる精子」は、射精された精子全体のほんの一握りです。土の中の砂金のようなものです。
「精子がたくさんいれば、どれかが卵子にたどり着くだろう」と思いがちですが、実際は違います。「一握りのエリート精子を送り出すために、大量の精子を用意している」というのが正しい理解です。
卵子は、高いクオリティの赤ちゃんをこの世にもたらすために、妥協のない精子選別を体内で行っています。だからこそ、妊娠は奇跡的な現象なのです。
男性不妊に対する正しい知識を身につけ、早期の妊娠を目指しましょう。
エス・セットクリニック院長
中條 弘隆
日本泌尿器科学会専門医
延べ8,000人以上の
男性不妊診療に従事