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射精を待つ間に精子は劣化していき、細胞膜の損傷、DNAの損傷、運動性の喪失等が起こりますが、実は精液中の精子は、6~8割はこうした無効精子なのです。この検査では、こうした受精に寄与しない無効精子群を排除し、あなたの精液から良好な精子群が得られるかを検査します。同時に、あなたの精液が射精を待つ間にどれくらい老化し、活性酸素等によってDNAが損傷して劣化しているかについての情報も得られます。正確な結果を出すには、採精後30分から1時間以内に検査する必要があります。 ※アルコール殺菌で清潔に管理された採精室で精液を採取していただきます。 ※採精室での採精が難しい場合には、重要な検査項目が参考値となりますが、持ち込み検体の検査も行っています。 ※基本2~5日の禁欲期間をおいて精液検査を行います。
実効精子群に対しさらに2度の遠心処理等を加えさせて選別した精子を見る検査です。この段階になると無菌化され、DNAに損傷がなく、細胞膜にも損傷がない、人工授精はもちろん、ART(体外受精、顕微授精)に供するに値するレベルの精子群となります。この精子群がどの程度確保できるかで、男性側から見たARTでの成功の可能性を評価できます。射精精液中の精子数が多く問題ない(妊娠可能)と言われているのになかなか妊娠しない方は、不良精子(老化変性精子やDNA損傷精子、細胞膜損傷精子)が多く含まれていることが原因である可能性があります。上記の検査を受けることで自身の精液中の良好な精子(実効精子または選別精子)と不良な精子の比率から妊娠しない原因を明らかにできることは期待されます。これにより妊娠までの過程を効率よく(妊娠率を上げ、流産率を下げ、奥様の身体的、精神的、時間的負担を軽減する)進めることが期待されます。