都営新宿線岩本町駅A6出口徒歩10秒秋葉原駅昭和通り口徒歩4分
実効精子群に対しさらに2度の遠心処理などを加えさせて選別した精子を見る検査です。この段階になると無菌化され、DNAに損傷がなく、細胞膜にも損傷がない、人工授精はもちろん、ART(体外受精、顕微授精)に使用するに値するレベルの精子群となります。 この精子群がどの程度確保できるかで、男性側から見たARTでの成功の可能性を評価できます。射精精液中の精子数が多く問題ない(妊娠可能)と言われているのになかなか妊娠しない方は、不良精子(老化変性精子やDNA損傷精子、細胞膜損傷精子)が多く含まれていることが原因である可能性があります。 上記の検査を受けることで自身の精液中の良好な精子(実効精子または選別精子)と不良な精子の比率から妊娠しない原因を明らかにできることは期待されます。 これにより妊娠までの過程を効率よく(妊娠率を上げ、流産率を下げ、奥様の身体的、精神的、時間的負担を軽減する)、進めることが期待されます。 体外受精や顕微授精を検討されている場合は、高精度精子検査Bコースを推奨しています。Aコースによって得られた選別精子に対して受精に必要な七つの要素(DNA、耐凍性、先体反応、ミトコンドリア局在、細胞膜形態、頭部空胞の有無、尾部の形態)を精査して、七つの要素全てを満たしている精子を検出します。
Aコースでは、実効精子をさらに選別した良好な精子の質、量をチェックすることで、源精液を調べるだけではわからなかったご自身の精子妊孕性(妊娠させる力)を知ることができます。また、一般的には精子は数が多いとよいように誤解されますが、無効精子を排除した中に、妊娠に寄与する良質な精子がどれくらいいるかが重要であり、選別後の精子数やその状態を参考にして、ご自身の状況に応じたい治療計画に最短でたどり着くことができます。下記の通り、Aコースは第三世代の最新の精子検査です。