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男性不妊治療ガイド Infertility Treatment Guide

2023.07.23

射精と勃起について(勃起と射精のメカニズム)

 

 

勃起や射精の悩みについて解説するイメージ 勃起、射精についてお悩みの方がたくさんいらっしゃると思います。勃起の問題、射精の問題ともに男性にとって深刻な悩みです。一般的に射精障害や勃起障害は高齢の方のみの問題と思われがちですが、最近では20代〜40代の方が勃起障害、射精障害のご相談で来院されることが非常に多くなりました。

勃起の問題と、射精の問題は原因がまったく異なります。また、個人の状況によっても異なりますので、これをすれば治るといった決まった治療法はありません。

ここでは、勃起と射精の違いについて説明をしていきます。性行為がうまくいかないときご自身の勃起に問題があるのか?射精に問題があるのか?を知る参考にしていただければと思います。

 

射精(ejaculation)とはなにか?

「射精」とは、尿道から精液が放出される現象です。マスターベーションや性行為でペニスに直接刺激を与えることでおこります。通常10歳〜18歳頃の間に初めての射精(精通)が起こります。ペニスに直接的な刺激が無い場合でも、夢で性的な興奮をして射精すること(夢精)もあります。

 

精液(semen)とは?

精液とは、精子と精漿から成り立っています。正常な状態では乳白色をしています。WHOの基準では1.4ml以上とされています。

精漿の3割程度は前立腺の分泌液で7割程度は精嚢という臓器からの分泌液です。大変意外ですが、精液のうち精子が占める割合は1%程度です。
精子の大きさは0.06mm程度で、肉眼では見えません。検査をするために通常200倍以上の顕微鏡での観察が必要になります。

 

射精のメカニズム

射精は内尿道口(尿道の膀胱側の末端)の閉鎖、液体成分と精子の混合、精阜(精丘)の射精口からの発射および体外への精液の排出というプロセスが連続的に起こる現象です。

射精は大きく分けて2つのステップで起こります。

①精液が作られて尿道に送り出される(emission)
性的な刺激を受けると精子は精管→射精管へと送り出されます。射精管で、精子は「精嚢(せいのう)」からの分泌液と混ざり合い、その後、前立腺に送られて前立腺液とも混ざり合います。こうして出来上がるのが精液です。

②精液が尿道から体外に放出される(ejection)

性的興奮が頂点(オーガズム)に達すると、精液は尿道から体外に放出されます。

一度の射精で体外に放出される精液はおおむね1.5ml〜4.0ml程度です。精子の数は正常男性であれば約1億〜4億個程度と言われています。精子は空気に触れると数時間程度で死んでしまいますが、女性の子宮内では2日〜3日程度は生存します。

 

勃起のメカニズム

勃起のメカニズムには、主に『脳』『脊髄』『陰茎海綿体』が関係しています。

①非勃起時
非勃起時には、陰茎海綿体、陰茎内動脈は縮小しており、海綿体へほとんど血液は流れ込んでいません。

②勃起時
性的刺激により、陰茎海綿体内の血管壁と平滑筋がゆるみ、海綿体動脈から海綿体洞に血液の流れ込みが生じ、次第に血液で満たされ拡張します。海綿体の容積の増加に伴い白膜(陰茎の外壁にあたる結合組織)下の静脈が圧迫されて血液の流出が制限されます(流入した血液の出口が閉じる)。これが勃起のメカニズムです。

③完全勃起
陰茎が血液で充填された状態となり、勃起が完了します。

④勃起の消失
勃起の消失は陰茎海綿体内の血管壁と平滑筋が収縮し、海綿体動脈から海綿体洞への血液の流入が低下します。海綿体の容積は収縮し、静脈の閉塞が解除され血液が流出して陰茎は弛緩(勃起が消失)します。

勃起は②〜③のステップで生じます。陰茎に十分な血液が流入しない、陰茎から血液が流出してしまう等、陰茎に血液が十分に充填されない状態になると、勃起が満足にできない状態になります。

 

勃起と射精の違い

以上のように勃起は海綿体に血液が流入してペニスに血液が充填された状態です。挿入のしやすさをつかさどる現象です。一方射精は自律神経がからんだ射精システムによる精液の射出です。勃起と射精は連動しておこるものの、別のメカニズムなのです。

よって、勃起に問題は無いものの射精がうまくいかない。射精はできるものの勃起が十分に継続しない——このように片方に問題が無くてももう片方に問題があるといったことが起こります。

 

勃起・射精と「男性ホルモン」の関係

勃起や射精の状態には、血流・神経・心理的要因など複数の要素が関わります。
その中のひとつとして重要なのが、男性ホルモン(テストステロン)です。

テストステロンは性欲だけでなく、血管や神経の働きにも関与しており、状態によっては勃起・射精の不調に影響することがあります。

20〜40代でも、ストレスや睡眠不足、体重増加などの影響で、テストステロンが十分に働いていないケースが見られます。
気になる場合は、自己判断ではなく、検査を含めて評価することが大切です。

 

男性ホルモン低下に対する治療の考え方と、当院の選択肢

男性ホルモンの働きが低下している場合、これまではクロミッド(クロミフェン)による治療が中心となることが多くありました。
クロミッドは適応が合えば有効な治療薬ですが、体質や状況によっては副作用や継続の難しさが課題となることもあります。

そこでエス・セットクリニックでは、治療の選択肢を広げる目的で、状態に応じた補助的アプローチとして「テストフェン+長命草」を組み合わせたサプリメントを提案しています。

テストフェン × 長命草:補助的アプローチとしての位置づけ

薬剤によるホルモン調整が適さない方や、生活習慣の見直しと併せて体の土台づくりを行いたい方に対して、医師の判断のもとでご案内することがあります。

産生サポート
テストフェン:フェヌグリーク種子由来の成分。テストステロン関連指標や男性機能との関連が報告されています。
血流・抗酸化
長命草:沖縄で利用されてきた植物(ボタンボウフウ)。抗酸化や血流に関する報告があり、体調管理の一助として用いられることがあります。

※効果の感じ方には個人差があります。服薬中の方や持病がある方は、必ず医師にご相談ください。

「薬が合わなかった」「できるだけ負担の少ない方法から始めたい」という方は、選択肢の一つとしてご相談ください。
当院では、症状と検査結果を踏まえたうえで、最適な方針をご提案します。

勃起や射精の悩みは、決して一つの原因だけで説明できるものではありません。気になる症状がある方は、まずはお気軽にご相談ください。

 

監修医師からのご挨拶

受精能力のある精子(卵子の相手がつとまる精子)は射精精子全体の中の一握りの精子です。土の中の砂金のようなものです。「精子なんてたくさんいるんだから、何回かの行為で精子のどれかが、卵子にたどりつけば妊娠するんじゃないか。」と思いがちですが、そうではなく「一握りのエリート精子のために、ダメもとで大量の精子を提供している。」という解釈が正しいのです。

精子は一握りの勝者を決めるトーナメントを毎回繰り広げていることになります。実力に運も必要です。卵子の立場から言えば、高いクオリティの赤ちゃんをこの世にもたらすというミッションを達成するためには、一握りのエリート精子とだけ受精を成立させるということになります。つまり妥協のない精子選別を体内で行っているのです。

したがって普通に妊娠することがそもそも奇跡的な事象なのです。

男性不妊に対する正しい知識を身に着けて早期の妊娠を目指しましょう。

 

監修医師 中條 弘隆
エス・セットクリニック院長
男性不妊外来を担当

精子精密検査ができる国内初の男性不妊専門医院であるエス・セットクリニックが2012年に開院した当初より参画し、
延べ8000人以上の男性不妊診療に従事してきた。
日本泌尿器科学会専門医。

 

中條 弘隆
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