都営新宿線岩本町駅A6出口徒歩10秒秋葉原駅昭和通り口徒歩4分
抗精子抗体とは、精子の働きを抑制したり、卵に受精する過程を妨げる働きがある抗体です。ご夫婦にこの抗体があると、自然な妊娠をすることが非常に困難になることがあります。抗精子抗体が陽性の場合、タイミング法、人工授精での妊娠率が下がります。また、精子の運動が阻害されてしまう場合はフーナーテストの結果が不良になることがあります。「精液所見に問題がないと言われているのにフーナーテストの結果が悪い」人工授精が中々うまくいかないご夫婦は「精子の働きを抑制する要因が無いか?」「卵に受精する過程をさまたげる要因が無いか?」を調べることがおすすめです。
抗精子抗体検査が陽性になった方は、タイミング、人工授精での妊娠率が下がります。当クリニックでは、ご主人の選別した精子と奥様の血清の中にある免疫グロブリンの結合を観察することで、従来法に比べて検出感度の高い抗精子抗体の検査をすることができます。これから妊活を始めるご夫婦やタイミング受精や人工授精でなかなかうまく行かないご夫婦は、高感度の抗精子抗体検査で調べることをおすすめします。IVFや顕微授精へのステップアップを早期に判断でき、結果的に妊娠に早く到達できる可能性があります。※免疫グロブリンとは、異物が体内に入った時に排除するように働く「抗体」の機能を持つタンパク質で、この免疫グロブリンを奥様の血清から取り出して、ご主人の精子に悪い作用を及ぼすかどうかを調べます。