〒101-0033 東京都千代田区神田岩本町1-5-7F
(JR秋葉原駅昭和通り口徒歩4分、岩本町A6出口徒歩10秒)
受付時間 | 11:00~18:00 |
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定休日 | なし |
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短い診療時間の中で、効率的に、問診、虚実の把握、腹診などの指標で診断を行い、最適な漢方薬を処方します。
※受診者のほぼ全員が対象になります。
男性不妊初診セットの受診が前提となります。
男性不妊検査の診察の過程で、問診・腹診により診断を行い、精子検査結果を踏まえて、漢方薬を処方します。精子の改善を目的とするため、ドクターズサプリメント(AQ10やカルニチン、長命草)を併用することが多いです。
記入いただいた問診票に基づき、医師が現在の症状の確認及び検査の説明を行います
精巣、精巣上体、精管、前立腺等の検査を行います。特に男性不妊の方の約4割にある原因といわれる精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)の有無を精査します。
腹診は、漢方独特の診察方法で、漢方薬の適応条件を探索する診察法です。
診察台に横になっていいただき、全身を脱力させた状態で、医師の手掌を用いて腹部を触診します。
採尿により炎症の有無、採血により精子形成に関連するホルモン6種の検査を行います。
問診・腹診による診断結果に基づき、漢方薬を処方します。(処方は原則院外処方になります)
患者さんごとの体質の違いを見極めます。
「虚弱な体質(虚証)」と「頑健な体質(実証)」を両極に置いて個別に傾向を判定します。
虚証、実証を見極め、バランスを取るための漢方薬を処方します。
消化吸収機能が弱く、栄養状態不良で、生命反応の予備力低い、治癒機転に働こうとするエネルギーが不足している状態
消化吸収機能が強く、栄養状態は良好あるいは過剰で、生命反応の予備力が高い、身体のエネルギーが豊富あるいは有り余っている状態(必ずしも健康的ではない)
虚証 | 実証 | |
体格 | きゃしゃ | がっしり |
体系 | やせ型または水太り | 小太り |
栄養状態 | 不良で皮下脂肪が薄い | 良好で皮下脂肪が厚い |
活動性 | 疲れやすく消極的 | 疲れにくく積極的 |
皮膚 | 乾いてたるんでいる | つやと張りがある |
筋肉 | 弾力がない | 弾力がある |
声 | か細い | 力強い |
寝汗 | よくかく | かかない |
食事量 | 少ない | 多い |
過食 | すぐ満腹になる | 平気 |
空腹 | 耐えられない | 平気 |
冷たい飲み物飲食 | 胃腸の調子を崩しやすい | 平気 |
食後の眠気・倦怠 | ある | ない |
便通 | うさぎのふん状または軟便・下痢 | 太くて硬い便 |
便秘の時 | 平気 | 不快になる |
腹部の所見 | 虚証 | 実証 |
肋骨弓 | 鋭角 | 鈍角 |
腹力 | 腹壁が薄く弾力がない | 腹壁が厚く弾力がある |
胸脇苦満 | 弱い | 強い |
胃部振水音 | ある | ない |
腹部動悸 | ある | ない |
腹部には、体質を反映する所見があらわれるため、腹部の緊張の状態やどこに抵抗感等があるかを確認し、診断していきます。
診察台に手足を伸展して仰臥させ、全身を脱力させた状態で、医師の手掌を用いて触診します。
腹力(腹診した際の腹壁の緊張度)や胸脇苦満(腹部の膨満、腹鳴などを手で圧して診る)等の重要な症候をもとに、漢方薬の選択を行う指標とします。
漢方でいう「腎」とは、生命力・活力を貯蔵する場所とされ、その衰えは現代医学的には加齢現象と理解させることもあります。「腎」には、発育を促進したり、生殖機能や若々しさを維持する生命エネルギーのもととなる「精(せい)」が蓄えられていますが、それが不足すると「腎虚(じんきょ)」という状態となり、不妊の原因となります。
端的には「老化」のことです。
男性不妊初診セット (初診料、診察料含む) | 44,000円 |
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初診料 | 5,500円 |
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診察料 | 5,500円 |
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院外処方箋料 | 2,200円 |
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