都営新宿線岩本町駅A6出口徒歩10秒
秋葉原駅昭和通り口徒歩4分
「原因が見えない不妊」「人工授精がうまくいかない」
その背景に、抗精子抗体が隠れていることがあります。
特に、人工授精を複数回行っても結果が出ないご夫婦に、
一度知っていただきたい検査です。
※ 抗精子抗体は、何度人工授精を続けても見つからないまま、時間だけが過ぎてしまうことがあります。
この検査は「最後にやる検査」ではなく、遠回りを防ぐために早めに知っておく検査です。
✓ 夫婦の検体で調べられる(奥様の血清 × ご主人の精子)
✓ 選別精子で高感度(偽陰性を減らす設計)
✓ ステップアップ判断が早くなる(遠回りを減らす)
「頑張り方が間違っている」のではなく、“見えていない要因”があるだけかもしれません。
この検査は、どちらかを責めるものではありません。
二人の”相性”を整えるための、前向きな一歩です。
抗精子抗体は、精子の働きを抑えたり、受精の過程を妨げることがある抗体です。
夫婦のどちら側に抗体があっても、妊娠が難しくなるケースがあります。
※ 陽性 = 必ず妊娠できない、ではありません。程度により選択肢は変わります。
【理由1】
夫婦間の相性を”夫婦の検体”で見る
従来の検査では、検査会社のサンプル精子を用いることがあります。
当院では、奥様の血清と、ご主人の精子の組み合わせで反応を観察。
「夫婦間の相性(受精障害の可能性)」をより実態に近い形で評価できます。
【理由2】
“源精液”ではなく”選別精子”で検出感度を上げる
源精液では、時間の経過や精子の劣化により、抗体が反応する”目印”が失われてしまうことがあります。
その結果、実際には抗体があっても反応が見えにくくなることがあります(偽陰性)。
当院は、DNA損傷の少ない運動精子を選別して検査に用いることで、見落としを減らしています。
【理由3】
結果を”次の一手”に直結させる
抗体の強さや所見によっては、タイミング・人工授精を続けるより、早期に方針転換(ステップアップ)した方が妊娠までの時間が短くなる場合があります。
当院では、結果を踏まえて「続ける/切り替える」の判断材料を整理してお伝えします。
そのため、この検査は「最後に行う検査」ではなく、遠回りを防ぐために早めに知っておく検査と位置づけています。
1ご予約
完全予約制です。お電話またはWebからご予約ください。
2ご主人:採精
院内の採精室で採精いただきます。運動精子を選別します。
3奥様:採血
血清を採取し、ご主人の選別精子との反応を観察します。
4結果説明・方針相談
結果をお伝えし、今後の治療方針についてご相談します。
【なぜセット検査が重要なのか】
抗精子抗体は「精子の質が分からないまま」評価しても、判断を誤ることがあります。精子の質(DNA断片化や運動性)が良好でも「相性」で受精を妨げることがあり、逆に精子の質が悪ければ抗体の有無以前の問題となります。
全体像を一度に把握することが、結果的に時間と費用の節約につながります。
高感度 抗精子抗体検査
単独でのご受診
66,000円(税込)
高精度精子検査Aコース
精子の質を総合的に評価
44,000円(税込)
DNA断片化率・運動精子濃度などを含む
【見落としを防ぐセット】おすすめ
精子の質(Aコース)と、夫婦間の相性(抗精子抗体)を
同日にまとめて検査できます。
Aコース 44,000円 + 抗精子抗体 22,000円
= 合計 66,000円
※ 別々に受けるより、一度で全体像を把握できます
※ よくいただくご質問を抜粋して掲載しています。個別の状況に応じて、診察時に詳しくご説明します。
Q. 陽性だと自然妊娠は無理ですか?
A. 陽性でも程度により選択肢は変わります。弱陽性で条件が整えば、タイミングや人工授精を選ぶこともあります。結果を踏まえて、最適な方針をご提案します。
Q. なぜ「選別精子」だと良いのですか?
A. 源精液(未選別)には、機能が低下した精子(DNA断片化精子)が多く含まれます。これらの精子は抗体と反応しにくいため、偽陰性が起きやすくなります。運動精子を選別することで、検出感度を高めています。
Q. 夫側にも抗体はありますか?
A. はい。男性側の要因(炎症、外傷、手術など)で自己抗体ができる場合があります。当院では精液中の所見も含めて総合的に評価します。
Q. 夫婦一緒に来院する必要がありますか?
A. 夫婦間の相性を調べる検査のため、同日にお二人でお越しいただくのが基本です。日程調整が難しい場合はご相談ください。
Q. 他院で「陰性」と言われましたが、再検査する意味はありますか?
A. 検査方法によって結果が異なる可能性があります。未選別精液を用いた検査では偽陰性が起きやすいことが報告されています。当院の選別精子を用いた検査で、より正確な評価が可能です。
Q. 検査結果が出るまで、どれくらいかかりますか?
A. 通常、検査当日〜数日以内に結果をお伝えできます。結果説明と今後の方針相談を含めて、丁寧にご説明いたします。
Q. 痛みはありますか?
A. 奥様は通常の採血のみです。ご主人は採精のみで、痛みを伴う処置はありません。
Q. フーナーテスト不良と言われました。抗精子抗体が原因ですか?
A. フーナーテスト不良の原因の一つとして、抗精子抗体が考えられます。ただし、タイミングや粘液の状態など他の要因もあるため、抗精子抗体検査で確認することをお勧めします。
Q. 人工授精を何回か失敗しています。抗精子抗体を調べるべきですか?
A. 人工授精がうまくいかない原因の一つとして、抗精子抗体の可能性があります。ステップアップ(体外受精)を検討する前に、一度検査して原因を明確にすることで、より適切な方針決定ができます。
Q. Aコース(高精度精子検査)と一緒に受けた方がいいですか?
A. はい、セットでの受診をお勧めします。精子の質(DNA断片化率など)と、夫婦間の相性(抗精子抗体)を同時に把握することで、より正確な判断材料が揃います。
Q. 保険は適用されますか?
A. 当院の高感度抗精子抗体検査は自由診療となります。保険適用外ですが、選別精子を用いた高精度な検査のため、より正確な評価が可能です。
Q. 抗精子抗体が陽性だった場合、治療法はありますか?
A. 抗体の強さや部位によって対応が変わります。弱陽性であればタイミングや人工授精で妊娠する可能性もあります。強陽性の場合は、体外受精(精子が体液に触れない方法)が有効な選択肢になります。
いちばんつらいのは、「理由が分からないまま時間だけ過ぎること」です。
この検査は、どちらかを責めるためのものではありません。
二人で一緒に、次の一歩を踏み出すためにあります。
「原因不明」を終わらせて、最短距離で前に進みましょう。
どの段階にいるご夫婦かを整理することが、最初の一歩です。
ご主人と奥様、お二人の大切な時間を守るための検査です。
学術的根拠
当院の検査設計は、抗精子抗体に関する最新の研究知見に基づいています。未選別精液でのASA検査は偽陰性になり得ること、DNA断片化のない運動精子で評価することの重要性が報告されています。
参考: Kaneko S, Takamatsu K. J Med Diagn Meth. 2023;12:440.