都営新宿線岩本町駅A6出口徒歩10秒
秋葉原駅昭和通り口徒歩4分
精索静脈瘤は代表的な男性不妊の要因です。そもそも精索静脈瘤が本当にあるのか?を疑う、把握することが大事です。以下の項目にあてはまる方は精索静脈瘤の可能性があります。
痛みを感じる人が少なく、自分では気がつきづらい、精索静脈瘤の症状ですが、ではどのように、自分でチェックしたらいいのでしょうか?
上記の症状は、いずれも左側にあらわれることが、圧倒的に多いです。
このような状態が続いている場合、男性不妊の専門医を受診をするべきです。
精索静脈瘤は放置していて自然に治癒する疾患ではなく、むしろ進行性の疾患といわれています。
放置している間にどんどん精子の状態が悪くなっていく…ということも珍しくありません。不妊の観点から考えると、早期に疑う、把握することが大切です。
精索静脈瘤の検査は触診、超音波検査などですので、痛みを伴ないません。安心して受診して下さい。なお、人間ドックや一般的な健診では、チェック項目に入っていません。
受精能力のある精子(卵子の相手がつとまる精子)は射精精子全体の中の一握りの精子です。土の中の砂金のようなものです。「精子なんてたくさんいるんだから、何回かの行為で精子のどれかが、卵子にたどりつけば妊娠するんじゃないか。」と思いがちですが、そうではなく「一握りのエリート精子のために、ダメもとで大量の精子を提供している。」という解釈が正しいのです。
精子は一握りの勝者を決めるトーナメントを毎回繰り広げていることになります。実力に運も必要です。卵子の立場から言えば、高いクオリティの赤ちゃんをこの世にもたらすというミッションを達成するためには、一握りのエリート精子とだけ受精を成立させるということになります。つまり妥協のない精子選別を体内で行っているのです。
したがって普通に妊娠することがそもそも奇跡的な事象なのです。
男性不妊に対する正しい知識を身に着けて早期の妊娠を目指しましょう。
監修医師 中條 弘隆 |
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エス・セットクリニック院長 男性不妊外来を担当 精子精密検査ができる国内初の男性不妊専門医院であるエス・セットクリニックが2012年に開院した当初より参画し、 延べ8000人以上の男性不妊診療に従事してきた。 日本泌尿器科学会専門医。
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