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『賢く妊活するご夫婦が利用している精子精密検査
~経済的でより安全に赤ちゃんを授かるために~

顕微授精の前に高精度精子検査

この度は、当院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

2022年4月より体外受精・顕微授精が保険適応になりますが、年齢上限のある回数制限が設定されます。この貴重な6回の回数制限(40歳以上は3回)をムダにしないためにも、精子の状態を詳しく知ることはとても重要です。

当院は、2012年に精子精密検査ができる日本初の男性不妊クリニックとして開院し、これまで10000組以上の不妊カップルの診療に従事してまいりました。これまでの診療や研究の過程で「元気よく泳ぐ良好精子に普通の顕微鏡では見えない異常が隠れている」という想定外の真実が明らかになってきました。

当院にはこれまで精液所見に問題がないと言われたにもかかわらず、顕微授精反復不成功のご夫婦が多くご来院されます。ご主人の精子の状態を詳しく調べると、下図のような様々なタイプの「隠れ精子異常」が高頻度で見つかります。

DNA損傷精子

精子に問題がないと言われてきたが顕微授精を10回以上不成功。精密検査をするとDNAがズタズタに切れた精子が大半を占めてしまっているケース。

頭部細胞膜検査

精子頭部の細胞膜が弱く、傷がつくと有害物質が入ってきてしまい、そのすぐ下にあるDNAが損傷を受け、正常な受精に結びつかなくなります。
赤○は精度の高い選別後も、細胞膜に傷がある精子

このような現状を考えると、顕微授精で使用する精子は、「元気よく泳ぐ良好精子」というこれまでの選定基準では不十分で、精子精密検査各項目の基準をクリアしているかどうか、事前に精子妊孕性(妊娠させる能力)の詳細情報を取得しておくことが重要です。そうすることで、これから顕微授精を始めるご夫婦は、自分たちの成功確率を知った上で、女性の体に負担のあるホルモン療法、採卵を伴う顕微授精への進むことが可能となります。すでに顕微授精をしているご夫婦が、『DNA』や『頭部細胞膜』等の重要項目が基準を大きく下回る場合には、不妊治療が長引く可能性があることを覚悟する必要があります。

不妊治療は終わりが見えない治療です。採卵は手術であり、排卵誘発も含めて何度も繰り返すことで、奥様の身体に大きな負担を強いることになります。また都度高額な治療費を要します。現在では、不妊原因は男女半々といわれるが、長い間治療を続けてきたが妊娠できなかったご夫婦においては男性側の原因が8割です。奥さんにつらい負担をかけないためにも、まず精子精密検査でご自身の状態を調べることも一つの選択肢です。たった一度の射精で多くの情報が得られます。

「 卵が先 」から「 精子が先 」へ (精子側で勝ち目があるから、排卵誘発、採卵する)

これまでは、精子に関する情報がなかったため、夫の精子が良いのか悪いのかはっきりわからない状態で顕微授精を始めているような状態でした。

精子にどんな機能異常があっても、卵に入れさえすれば、受精、妊娠が可能であるというのはあくまでもイメージです。卵と精子の状態が一定レベル以上であったから受精したのです。

これまでは、受精に使用する選別した運動精子に潜む精子異常を検査する方法がなかったので、最終手段としてひたすら顕微授精を反復治療するしかありませんでした。

当院では、開院から10年間の研究期間を経て、ようやく精子詳細情報を得るための臨床検査、精子精密検査が整備されました。今後、皆様には、子詳細情報を事前に把握した上で、夫婦ごとに最適な治療法を選んでいただきたいと思っています。

精子に問題が無いといわれてきたにもかかわらず、10回以上も顕微授精を失敗しているご夫婦は隠れ造精機能障害の可能性があります。このような隠れ造精機能障害は当院の精子精密検査を受けることで事前に見つけることができます。


運動精子=妻を妊娠させる力を持った精子ではなく、できるだけ多項目の精子精密検査を施行することが、妊娠の可能性を知るうえで重要であることがわかってきました。
『精子にこんな異常を抱えたまま、何度も顕微授精を繰り返していたのか。』
とがくぜんとされるご夫婦もとても多く、最近では人工授精で妊娠できなかったので、顕微授精反復不成功になるリスクを前もって知るために、精子精密検査をするご夫婦が増えています。

当院では、ご夫婦が今、顕微授精を行うことが妥当なのかを精子サイドから判定します。顕微授精しか選択肢がない中で、精子の状態が厳しい状況の場合には、少しでも顕微授精の成功確率が上がるよう、精度の高い精子選別法で選り分けた良好精子を、技術の高い提携先レディースクリニックに持ち込んでいただいています。すでに4500件の選別実績があり、提携先の婦人科様からも顕微授精反復不成功例の精子選別依頼をいただいています。

保険での治療が終わると、全額自費診療(都度50~80万円程度)となってしまいます。

6回しかない保険での顕微授精をする前に、ご主人の『精子の状態を精密検査で把握し、精子の質の低下をできる限り改善することが、早期妊娠を実現する近道だと私たちは考えています。隠れ造精機能障害は治療できないものも多いですが、精子の質の低下は、高品質な精子選別技術である程度補うことができます。それが当院の『無菌・良好精子バンキング』です。並行して、当院が開発した3種の男性不妊治療用サプリメントで精子の質の底上げも図ります。

当院の精子精密検査と良好精子選別を一人でも多くご利用いただき、より少ない費用負担で妊娠・出産でいるようサポートさせて頂きたいと思っています。

  • POINT1 ART用に選別した精子をDNAレベルで精密検査し「精子の実力を判定。顕微受精の成功率を見極める。

体外受精・顕微授精を推奨できるレベルにあるかを、精子のDNAが損傷している度合い等から判定

精子濃度(精子数)や運動率に問題がなくても、精子をDNAレベルで調べてみるとDNAに傷がたくさんあることがあります。この場合、胚の発生停止や流産をしてしまうことがあります。

下の右側の写真は、卵子に一匹の精子を注入する顕微授精を何度も繰り返しても妊娠しなかった男性の精子です。元気な精子の中にもDNAに数か所の傷があるものが混ざっていました。このような精子が多く存在していると初期流産につながりやすく、正常な妊娠ができないリスクが高まります。

エス・セットクリニックでは、通常の体外受精や顕微授精に使用できるレベルにまで選別した運動精子を検査し、精子のDNAが損傷している割合を検査します。選別後でDNAの損傷していない精子の割合(陰性率)が60%以上が体外受精を推奨できる最低ラインとしています。逆に60%を大幅に下回る場合には、一旦精子の質を高める方法を模索することになります。

精子の数や運動率に問題がなくても、精子の卵子に突入する能力(先体反応)の程度が著しく低い場合があります。この場合、精子が卵に自力で突入し受精させる能力が低いため、選別して得られた精子が穿刺注入できるレベルの高品質な精子ではないと判断される場合があります。

精子が自力で卵子に入っていく体外受精では、精子の運動性に加えて先体の機能が非常に重要になります。

選別精子を検査し、良好精子数とその運動率、精子のDNAの損傷レベル、先体反応誘起能、耐凍結能力等を総合判断し、これから体外受精をする場合はその成功率について包み隠さず説明します。

顕微授精反復不成功例となる可能性が高いことが示唆される結果が出た場合には、可能な治療を勧めます。

DNA損傷精子比較

※2022年7月より高精度精子検査Bコースがアップグレードしました。DNA損傷検査とともに最も重要な検査項目である『精子頭部細胞膜検査』が追加されました。これにより元気に泳いでいても細胞膜が弱い、顕微授精に不向きな精子が多くいるかどうかが一目瞭然でわかるようになりました。他にも、新たな染色法により精子頭部空胞が鮮明に観察することが出来るようになった『精子頭部空胞検査』や『精子頭部外周形状、尾部形状検査』が追加されます。

●精子頭部細胞膜検査【新Bコース】

新たにBコースに追加された精子頭部細胞膜検査は、DNA断片化検査とともに、重要な精子精密検査です。

精子は、細胞膜のすぐ内側にDNAがあります。精子の細胞膜が傷つくと、周りから有害な物質が細胞内に流入し、DNAを傷つけることがわかりました。

顕微授精を繰り返しても妊娠できなかったご夫婦に、精子は元気よく泳いでいるのにDNAがひどく切れているタイプの方がいます。これは、頭部の細胞膜だけが傷ついたため、運動性は保たれ、元気よく泳いでいたと考えられます。元気に動いている精子を選んでいたにもかかわらず、DNAが切れてしまっているのです。

この検査では、頭部の細胞膜に傷がある精子は赤く、傷がない精子は青く染まります。ご自身の選別精子の細胞膜が強いのか弱いのかが視覚的に一目瞭然でわかります。

精子頭部細胞膜検査【新Bコース】

赤〇:細胞膜が破れているため赤色に染まった精子
青〇:精子頭部に空胞を認めるものの、細胞膜は正常な精子


  • POINT2 精子に勝ち目があるから、採卵する。選抜良好精子をレディースクリニックへ持ち込みARTの成功率をさらに向上させる。

精子精密検査の結果、顕微授精での成功率を底上げするため、精子を選別し使用することを推奨しています。

精子1匹を卵子に注入する顕微授精は最も合理的な方法です。ただ、母子ともに安全かつ健康な妊娠のためには、卵子に自力でたどり着ける精子と同品質の精子が求められます。本来であれば女性の体内で自然に行われるレベルの精子選別を、人の手で代行する必要が出てきます。

当院では、自然淘汰を人工的に代行し、淘汰を乗り越えた選抜運動精子に選り分け、レディースクリニックに持ち込めるように処理します。選別精子に耐凍性があれば、精子が少なくても、良好精子の「精子の貯金」をし、良い精子を十分に準備してARTに臨むことも可能です。

当院では、これまでに3000組のご夫婦に『無菌・良好精子バンキング』をご利用頂きました。一室一検体での運用のため、1日2組限定で採卵当日に持ち込む精子の選別を行っています。


  • POINT3 保険適応で受けられる6回(40歳以上は3回)以内に妊娠・出産に持ち込む可能性を高める

2022年4月より体外受精が保険診療で受けられるようになります。それと同時にこれまであった特定不妊治療費は撤廃されます。一人の女性が体外受精を保険で受ける制限回数である6回のうちに妊娠成功ができるような戦略が必要です。

体外受精や顕微授精を行う場合、通常採卵日に卵子が採れた後、採精した精子を使用します。精子の状態が射精のたびに大きく変わる人もいます。もっとも悲劇的なのは、事前の検査では精子の状態が良かったにもかかわらず、採卵日当日は精子の状態が最悪になってしまった場合です。​

当院では、精子選別は独自の選別方法で、良好な精子群に選別を行います。DNAが断裂した受精に結びつかないような精子は3回の遠心分離の過程で選択的に除去します。


選別精子に耐凍能(マイナス200度の凍結をし、解凍した後でも精子が元気に泳いで戻ってくる能力)がある場合には、「精子の貯金」ができます。何度か精液を採取し、都度良好精子を選別し、精密検査も行い、合格した精子だけを凍結保存するというものです。

このようにして準備できた精子をつかえば、顕微授精にも安心して臨めますし、十分な量があらかじめ保管できている場合には体外受精も可能になってきます。精子側に「勝ち目」がある、つまり、妊娠が期待できるからこそ、女性の身体に大きな負担がかかる排卵誘発や、外科的に卵を体内から取り出す採卵を行う意味があるのです。


エスセットでは、ART(体外受精、顕微授精)用に選別した精子群を精密検査し、「精子の実力」を十分に把握することで現時点での顕微授精の成功率を見極めます。精子の質が良くない場合、奥様側の状況を突き合わせ、精子の質改善や選別精子の利用を検討し、勝ち目がある顕微授精に持っていく道筋をお示しします。

  • 体外受精、顕微授精を行う前に、穿刺注入できるレベルの高品質な精子なのかどうかをDNAレベルで検査しましょう。まだ男性不妊の4割を占める「精索静脈瘤や男性ホルモンの低下がないかを調べていない場合にはあわせて検査をお勧めします。
  • 高額な治療である顕微授精をできるだけ少数回で成功させたいご夫婦にお勧めしたいのは、現在の採卵ありきの不妊治療ではなく、まず精子の質を詳しく調べ、精子の状態を整えた上で治療法を検討する新しい治療モデルです
  • 採卵をする奥様の身体的・精神的な負担の大きさに比べれば、採精はそれほど大変ではありません。まずご自身の精子を詳細に調べることで、結果的に妻の負担を最小限にでき、早く安く妊娠に至ることが良くあるのです。


凍結精子保存容器


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先体反応誘起能

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